ちょっと小噺

寒候期予報とエルニーニョ監視速報

2025年10月6日

夏の忙しさが一段落して秋を迎え、10月に入り衣替えのタイミングになると、いよいよスキー場の話題の中心は「この冬は雪が沢山降るのか?」になります。

そんな中、予測を立てる上で重宝しているのが気象庁の寒候期予報とエルニーニョ監視速報です。

寒候期予報はこの冬の気温と降雪量の大まかな傾向を把握するのにとても便利です。嬉しいことに、今シーズンも昨年同様、平年並みの冷え込みが期待されています。

またエルニーニョ監視速報は近年4年に1回のペースで来る超暖冬のリスクをはかる上で利用しています。エルニーニョと暖冬の関連性が高いため注視しているのですが、こちらも有り難いことに、この冬は引き続きエルニーニョとは逆の現象であるラニーニャ色が強いので、少なくとも超暖冬にはならないかなと考えています。

天気のことは誰も分からないのであくまでも予測の範囲ですが、提供されるデータの精度が上がってきているおかげで経営判断の材料にすることもあります。

あとは神頼み。雪乞いの日々が続きそうです。今シーズンも沢山の雪に恵まれますように。